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【甲野義紀(古武術)の本で知った】ナンバ歩きで階段上りがラクになる!!

【甲野義紀(古武術)の本で知った】ナンバ歩きで階段上りがラクになる!!

「ナンバ歩きって何?」「ナンバ歩きで階段を上がるとラクなの?」という疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きます。

「ナンバ」とは、日本における歌舞伎の動作である六方(ろっぽう)にみられる、同じ側の手と足を動かして歩く動作のことである。

古武術研究家の甲野善紀の著作などにより、一般に知られるようになった。

江戸時代以前の日本では、ナンバ歩きが一般人の間で広く行われていたが、明治以降、西洋的生活様式の移入とともに失われたとされる。

Wikipediaより

この記事を最後までメリットは以下の2つです。

・なんば歩きについて、ざっくりわかる。
・ナンバ歩きで階段を上る方法がわかり、階段がラクなる。

ちなみに、この記事を書いているアムゾーは。

・理学療法士の国家資格を持ち、カラダの仕組みに詳しい。
・古武術やナンバ歩きに関する書籍を4冊読んだ(3冊は甲野義紀さんの本)。

 この記事の執筆にあたり読んだ本
この記事の執筆にあたり読んだ本

ナンバ歩きの歴史

「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)によると、「江戸時代までは誰もがナンバ歩きだった」そうです。

ナンバ歩きの動きは、江戸時代までの着物を着て、草履をはいて歩く動きのことです。

「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)より引用

この論には、疑問を感じますが、説明を続けます。

ナンバ歩きをすると、着物が着崩れせず、草履の鼻緒が切れない

なぜなら、カラダをねじらず、すり足に近い歩き方だから。

着物が着崩れる一番の原因は、ねじって体を動かすコト。そして、草履の鼻緒は、足のつま先側、母指球で強く地面を蹴ったりすると、すぐ切れてしまう。

実際に着物を着て、草履をはいて歩くと、自然と「ナンバ歩きに近い歩き方」になるそうですよ。

着物を着て、草履をはいて歩くと、カラダをねじらず、すり足に近くなる
着物を着て、草履をはいて歩くと、カラダをねじらず、すり足に近くなる

江戸時代の人々は、自然とナンバ歩きを身につけたようですね。

昔の佐川急便のマークが飛脚なんですけど、よく見ると、手と足が同時に出ています!

昔の佐川急便マーク。飛脚の手と足が同時に出ている
昔の佐川急便マーク。飛脚の手と足が同時に出ている

ナンバの動きになっている!

この時代、ナンバ走りは特殊能力で、ナンバ走りをマスターしていたのは「飛脚と忍者だけだった」といわれています。

ナンバ歩きは効率の良い歩き方

ナンバ歩きは一般的に「手と足を同時に出す」といわれていますが、もう少し具体的にいうと、「胸郭と骨盤を連動させて歩く」歩き方です。

ナンバ歩き:「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)より転載

ナンバ歩きは、無駄な力を使わないで歩けます。

上半身と下半身が同じ方向を向き、身体がねじれないから、エネルギーの消費ロスが少なく、効率の良い歩き方といえます。

反対に現代のウォーキングは、無駄な力を使う歩き方

上半身と下半身が互い違いになるので、身体がねじれ、うねりが生まれます。

これを、少し噛み砕いていうと、「下半身が前に行こうとした時、上半身は後ろに行こうとする」って感じですかね。

現代のウォーキング:「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)より転載
現代のウォーキング:「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)より転載

「江戸時代の人々は、誰もが1日40㎞歩けた」そうです。

ナンバ歩きが効率の良い歩き方だから、一日に長い距離を歩くことができたのかもしれません。

江戸時代の日本人が、「東海道(江戸~京都)約500㎞を10日から2週間で歩いた」という資料が残っています。

また、日本地図の原型を作り上げた伊能忠敬が、「1日40㎞ほどの距離を移動していた」ことも記録に残っているんですって。

 

ナンバ歩きの話は、語ると長くなるので、また別の機会にして、本題の階段の上り方にいきましょう。

ナンバ歩きで階段を上る方法(甲野義紀さんの本で学んだ)

一段ずつ右手右足、左手左足を繰り返す。

ナンバ歩きで階段を上る方法:「古武術で毎日がラクラク!」(甲野義紀、荻野アンナ)より転載

ここまで記事を読んで頂いた方であれば、説明不要かもですね。

山登りなどで、疲労困憊した時、自然と「同じ側の手足を出すようになる」そうですよ。

階段を2段飛ばして上ろうとしたり、高い椅子に上ろうとした時も、自然と「同じ側の手と足」が出やすいですよね。

ロダンの「考える人」も、夜霧の港でポーズを決める石原裕次郎も、手足はみんな同じ側

「古武術で毎日がラクラク!」(甲野義紀、荻野アンナ)より

実際にナンバ歩きで階段を上ってみると、やはりラクな感じがします。

このラクな感じを皆さんに伝えるために、「ラクさを数値化できないものか」と考えました。

そして、思いついたのは、長い階段をナンバ歩きで上った場合と、普通に上った場合のタイムを比較すること。

【動画はコチラ】

その結果は、かなり微妙なものに・・・。

ナンバの動きで、階段を駆け上がるのが難しかった

ナンバの動きで階段を駆け上がるためには、「相当のトレーニングが必要だ」ということがわかりました。

【甲野義紀の本で知った】ナンバ歩きで階段上りがラクになる!!のまとめ

今回、いろいろ勉強してみて、ナンバ歩きはとても奥が深いと感じました。

そして、「ナンバ歩きは健康にイイ」と思っています。

以前、3年間ほど整体の勉強をしていたのですが、その時の師匠「柳原能婦子(やなぎはら のぶこ)」さんが、患者さんに「ナンバ歩き」を教えることがありました。

柳原能婦子さんは、こんな事をいってましたよ。

「ナンバ歩きをすると、歪んだ背骨がまっすぐになる」

「歩くほどに健康なる すごい!ナンバ歩き」(矢野龍彦著)でも、「歩くほど健康になる」といっています。

アムゾーは、たまにナンバ歩きしているよ

みなさんも、良かったら試してみてはいかがでしょうか?

「腰痛がラクになる」など、思いがけない効果があるかもしれませんよ。

 

古武術に興味を持っている方は、コチラの記事もよろしければどうぞ。

甲野義紀さん(古武術)の本で学んだ「虎ひしぎ」の手のやり方

 

それでは、最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。

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