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甲野義紀さん(古武術)の本で学んだ「虎ひしぎ」の手のやり方

甲野義紀さん(古武術)の本で学んだ「虎ひしぎ」の手のやり方

「手の形を変えるだけで、階段が上りやすくなる」って言われて、シンジラレマスカ?

古武術で「虎ひしぎ」という技があるんですけど、これドラゴンボールの「界王拳」みたいでオモシロイんです。

「虎ひしぎ」の元の形は2010年のフランスでの講習会で気づいたのですが、これによる脚部の強化という以外な働きは~(以下略)

~人間のカラダの不思議さを感じさせます。

甲野義紀、甲野陽紀:驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術 より 引用

このオモシロイさを誰かに伝えたくなったので、キーボードをカタカタ打ち始めました。

・甲野義紀って誰?
・「虎ひしぎ」って何?
・「虎ひしぎ」のやり方
・「虎ひしぎ」の効果

といったコトを書いていきます。

ちなみに筆者は、

・理学療法士の国家資格を持ち、カラダの仕組みに詳しい
・古武術に関する甲野義紀さんの本を3冊読んだ

この記事の執筆にあたり読んだ本
この記事の執筆にあたり読んだ本

古武術研究の第一人者! 甲野義紀(こうの よしのり)さんについて

1949年東京生まれ。武術研究者。1978年に「松聲館道場」を設立。以来、独自に剣術、体術、杖術などの研究に入る。その技と術理がスポーツや楽器演奏、介護、ロボット工学や教育などの分野からも関心を持たれている。古武術に関する著書多数。

古武術の秘技「虎ひしぎ」とは?

簡単にいうと「手の形を変えるだけで、身体能力がアップする」ワザ。

「虎ひしぎ」を使うと、坂道や階段の上り下りなどがラクになります。

なぜラクになるのか? その詳しいメカニズムはわかりません。

甲野義紀さんの著書などから言葉を拾って考察した結果、

「虎ひしぎ」を使うことで、カラダ全体(上半身と下半身)がひとつになり、脚部だけでなくカラダ全体の力が動作時に使えるようになるから。

って感じなのかと思っています。

以前、東京で行われた甲野義紀さんの講演会で、甲野さんは「虎ひしぎ」のメカニズムについて、

昔、人間は四足で歩いていた。
前足の動きが全身に影響したので、その名残がいまでも残っているのではないか・・・。

といった推測をされていたようです。

「虎ひしぎ」手のやり方(甲野義紀さんの本より)

「虎ひしぎ」のやり方を説明します。

「虎拉ぎ」の手形。甲野義紀、甲野陽紀:驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術より引用。
「虎拉ぎ」の手形。甲野義紀、甲野陽紀:驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術より引用。

①手の甲を上にし、手のひらを開いた状態に
②次に親指を手の内側へ絞るように回転させる
③一方で人差し指はその反対方向へ回転。親指と人差し指の力が拮抗して、食い違う丸い輪のような形ができたら準備OK

甲野義紀、甲野陽紀「驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術」より 引用

上手くできたでしょうか?

椅子を用意して、少し離れた所からその椅子に上ってみて、ラクに上れたら成功です。

「ちょっと何言ってるかワカラナイ」という人のために、私なりにまとまめた「虎ひしぎ」のやり方も説明しておきます。

①手の甲を上にして、手のひらを開いた状態にする。
②指全体はピンとせず、ふんわり曲げた状態。
③親指を手の内側にしぼるように、動きが止まるまで内旋させる。
※親指を折ってしまう人が多いけど、なるべく折らない方がイイ。親指で丸を描くように、ぐっとしぼる。
最終的に、親指は小指の先の方へ向く感じ。
④そして、鉤型に曲げた人差し指を、親指側と反対方向に外旋させる。
「親指で回そうとする力」と「人差し指で、それを回させないようにする力」、この2つの力を拮抗させて、肩をおとす。

「親指で回そうとする力」と「人差し指で、それを回させないようにする力」、この2つの力を拮抗させる
「親指で回そうとする力」と「人差し指で、それを回させないようにする力」、この2つの力を拮抗させる

上手くできると、肩が自然に落ちて腋がしまる感覚が生まれます。

古武術「虎ひしぎ」の効果

手のワザでありながら、その威力が脚部にあらわれる。

武術を知らない方でもすぐに習得でき、その効果を体感できます。

階段・坂道の「のぼり・くだり」がラクになる

「虎ひしぎ」をかけて坂道を上るとラク
「虎ひしぎ」をかけて坂道を上るとラク

階段の上り下りといった、安定感や慎重さが求められる場面で「虎ひしぎ」の本領が発揮される。

カラダの安定感が回復し、カラダがぶれません。カラダは、足下から頭まで一本の軸線でつながっているかのような動きをします。

足下に起伏があっても、カラダは安定するから驚き。

段差の「のぼる・おりる」が簡単になる

「虎ひしぎ」をかえると椅子に上るのがラク
「虎ひしぎ」をかえると椅子に上るのがラク

高いところにあるものを取るために、椅子などの踏み台を使うとき。「虎ひしぎ」で上半身と下半身のつながりをしっかりしておくと、不安定さがなくなります。

寝込みを襲われたとき抵抗できる

甲野義紀、甲野陽紀「驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術」より転載
甲野義紀、甲野陽紀「驚くほど日常生活を楽にする 武術&身体術」より転載

寝ている状態で襲われた時、「足の蹴り」は前にいる相手には有効だが、横からの力には弱く、なかなか抵抗できない。

そんな時は「虎ひしぎ」

「虎ひしぎ」をかけると、横からの力に抵抗できるようになります。

甲野義紀さん(古武術)の本で学んだ「虎ひしぎ」のまとめ

慣れると簡単に「虎ひしぎ」の型ができるようになります。

効果がわかりづらい人は、階段の上りで「虎ひしぎ」アリ・ナシを比べてみるのがオススメ。

僕は長い階段を上っていて疲れた時など、実際に「虎ひしぎ」を使っています。

オモシロイので是非おためしあれ

「周囲の視線が気になるよ」って人もいますよね。

実は、手の形を変えずに、肩でかける「手なし虎ひしぎ」という進化系のワザも存在します。

この件については、また機会があったら紹介しますね。

ちなみに、「虎ひしぎ」について紹介している動画もあるので、お時間に余裕がある方はご覧になってくださいまし。

 

それでは、最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。

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