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【水なし/蓋なし】水を入れない目玉焼きの作り方3選(ホテル ニューオータニ、ガッテン、コウケンテツ)

【水なし/蓋なし】水を入れない目玉焼きの作り方3選(ホテル ニューオータニ、ガッテン、コウケンテツ)

「世界一おいしい目玉焼きが食べたい!」

ということで、「美味しい!」との口コミが多い、3つのレシピを選抜しました。

 

先に白身を焼く(コウケンテツ流)。

先に黄身を焼く(ガッテン流)。

卵をザルでコシてから焼く(ホテル ニューオータニ流)。

 

・全て水なし、蓋なしで作るレシピ

・味の公平を保つために、使う調味料は統一(油小さじ1、塩ひとつまみ)

 

この3つの方法で目玉焼きを作り、どれが一番おいしいのか食べ比べてみました。

究極の目玉焼き作りに興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

 

先に白身を焼く(コウケンテツ流)

白身と黄身を別々に分けて焼くことで、「カリッとした白身」と「トロッとした黄身」のコントラストが生まれます。

これは、料理研究家のコウケンテツさんが、「理想の目玉焼き」と呼んでいた作り方。

 

【手順1】黄身と白身を分ける

卵の黄身は、スプーンですくうと簡単に分けることができる

 

【裏ワザ】卵の黄身はスプーンですくうと簡単に分けられる!

スプーンで、黄身をすくいあげるだけ。

黄身に薄い膜がかかっているので、それがとれるのを見極めるのがコツ。

 

【手順2】白身を軽く焼く

熱したフライパンに、油を小さじ1入れる。

白身を投入して、カリっとするまで焼きます。

 

 

【手順3】黄身をのせて焼く(水なし、フタなし)

黄身をのせ、お好みの固さに焼きましょう。

仕上げに、塩をひとつまみ。

 

コウケンテツ流を食べた感想

コウケンテツ「理想の目玉焼き」

 

カリッと香ばしい白身を、トロッとした黄身のソースで食べてる感じ。

いつも食べてる目玉焼きとは、確実にちがいます。

 

白身をしっかり焼くので、白身が苦手な人にイイかも。

 

黄身を先に焼く(ガッテン流)

白身と黄身を分けて、黄身を先に焼く方法。

これは以前、「試してガッテン」で紹介されていました。

 

【手順1】熱したフライパンに油を引く

油の引き方にポイントがあります。

黄身を置く場所に、油がこないようにしましょう。

黄身と油が触れると、黄身が膨張してしまう。

油を円を描くように垂らすか、キッチンペーパーで薄くのばすと良い。

 

【手順2】黄身を低い位置から、そっと入れる

やさしく入れましょう

 

卵の黄身を勢い良く入れると、その衝撃で卵の細胞が破壊されてしまい、味が落ちる。

 

【手順3】弱火で黄身を焼く

 

なぜ黄身から焼くのか?

黄身から焼くと、黄身に含まれる余計な水分が飛んで、黄身が濃厚になるから。

 

卵は時間が経つと、白身の水分が徐々に、黄身の方に移行する。

生まれたての卵の、黄身に含まれる水分は45%

ですが、1週間経つと57%に増加します。

約12%水分が増加してるね

その分、黄身の味うすくなるのか

 

生みたての卵が、味が濃くて美味しいのは、この水分の移動が起きていないから。

「生みたての卵に限りなく戻す」のが、黄身を先に焼くメリット。

 

【手順4】黄身の周りに白身を流し込む

キレイに流し込むのは難しい

 

黄身の下側が固くなってきたら、周りに白身を流し込む。

白身をといてから、入れるパターンもあるよ

 

キレイな形にするのが難しいので、ヘラなどで整形すると良いでしょう。

 

フタをせず、水も入れません。

黄身の濃厚さをアップさせたいから。

 

目玉焼きが好みの焼き加減になったら、お皿に盛りつけて完成です。

 

ガッテン流を食べた感想

とても残念な仕上がり

 

うまい!

黄身の濃厚さが、スゴイ伝わってきます。

その反面、白身にインパクトがありません。

 

白身が上手に焼ければ、もっと美味しくなる予感。

 

卵をザルでコシてから焼く(ホテル ニューオータニ流)

以前、TVで見たやつ。

その時は、ホテル ニューオータニの総料理長がこの方法で作ってました。

 

【手順1】卵をザルでこす

 

ザルでこす理由

卵の余分な水分は、焼きムラができる原因となります。

卵をザルでこすと、卵の余分な水分が取り除かれて、焼きムラがなくなる。

 

卵をザルでこして出た、余分な水分

 

【手順2】バターをひいて、弱火にかけ、塩をひとつまみ

先に塩をパラパラ

 

TV番組では、フライパンにバターをひいてました。

しかし、味の公平に保つため、今回はバターではなくサラダオイルを使用。

 

先に塩を入れる理由

・見た目がよくなる

・塩が全体に行き届く

 

【手順3】卵をそっと、流し入れる

やはり卵はやさしく投入

 

ザルでこした卵をそっと、流し入れます。

型崩れしないように、注意しましょう。

 

弱火で約5分焼く

 

水を入れない、フタしない。

白身はプリッ、黄身はとろ~り半熟に仕上げます。

 

ホテル ニューオータニ流を食べた感想

見た目も美しい

 

これまで食べた中で、いちばん白身がプリプリしてる。

かつ、黄身のトロトロ感があって、すごいバランスがいい。

先にまいた塩も、イイ感じにきいてます。

リッチな目玉焼きに感じるわ

ホテルの目玉焼きっぽいよね

 

ホテル ニューオータニがいちばん美味しかった

あむぞーとダラー、2人で試食。

その結果、ニューオータニが、いちばん我々のお口には合いました。

黄身と白身のバランスがとてもよかった

先に塩をまいたことで、塩の味が全体に広まってる感じ好き

 

実はガッテン流も美味しかったので、迷いました。

あの黄身の濃厚さは、素晴らしい

白身の焼き方が良かったら、結果は変わっていたかもしれません。

 

我々の試食結果では、ニューオータニが一番だったけど、これは好みによると思う。

【コウケンテツ流がオススメな人】

白身が苦手な人とか、白みのカリカリ感を楽しみたい方。

 

【ガッテン流がオススメな方】

黄身の濃厚な旨味を求めている方。

 

【ホテル ニューオータニ流がオススメな方】

ホテルの朝食のような、目玉焼きを食べたい方。

 

結局のところ、食べ慣れてる「蒸し焼き(水を入れてフタする方法)」が簡単かつ美味しいのでは⁉

っていう話もありますが・・・。

 

いつもと違う目玉焼きを食べたい方は、上記の方法を試してみるのも一興かと思います。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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