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【初心者におすすめ】「今治タオルのサウナハット」を使った感想・使い方

【初心者におすすめ】「今治タオルのサウナハット」を使った感想・使い方

週1回、サウナに通うようになって1年ほど経つ。

「なくてもいいか」と思ってたサウナハット。

でも、周りで使ってる人が増え始め、「これからもサウナに通うし、試しに買ってみよう!」という気になった。

 

ネットで調べた結果、今の自分には「今治タオルのサウナハット」が合ってる気がしたので、2日間ほど迷ったあげく購入。

 

 

結果、「買ってよかった」。

サウナハットでサウナの快適性がアップしたぞ!

「今治タオルのサウナハット」Lサイズ・カーキ

 

自分が感じたサウナハットの最大のメリットは、サウナに没入できること。

 

この記事では、

・サウナハットの効果

・「今治タオルのサウナハット」にした理由

・サウナハットのメリット・デメリット

・サウナハットの使い方

などについて書いて行きます。

 

サウナハットの効果

いまさら感ありますが、一般的にいわれていることを書きました。

髪のダメージは、思ってたよりも深刻でビックリ。

今治タオルのサウナハット

 

のぼせるのを防ぐ

身体で一番高いところにある頭は、熱くなりやすい。

ゆえに、

・体がしっかり温まる前に頭が熱くなり、のぼせてしまう

・体がしっかりと温まるまでサウナに入っていると、頭が熱くなりすぎて、のぼせてしまう

といった問題が起きやすい。

 

断熱性のあるサウナハットを被ることで、頭部の温度上昇を緩和し、体がしっかりと温まるまで快適にサウナで過ごせます。

 

髪のダメージを防ぐ

髪は濡れると強度が低下する

髪の毛は、4つの結合で構成されている。

・「ペプチド結合」

・「シスチン結合」

「水素結合」

・「イオン結合」

4つの結合のうち、いちばん切れやすいのが「水素結合」。

髪を濡らしたり、熱を加えたりすると結合が切れてしまうそう。

水をつけて、寝ぐせを直すことができるのは、「水素結合」が切れて、形を自由に変えられる状態なったから。

 

熱による髪のタンパク変性

「タンパク質の熱変性(タンパク変性)」により、髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうと、あちこちに埋まらない空洞(ダメージホール)が出来てしまい髪が濡れてキューティクルが開くたびに、髪内部の成分や水分が流出しやすくなります。

このサイトより転載

 

髪の毛は80%以上が、タンパク質で構成されています。

 

タンパク質の変性とは「形が変わったり、硬くなったりすること」。

タマゴを目玉焼きにすると、固まって卵白の部分は白くなります。

これがタンパク質の熱変性。

ドライヤーやアイロンでも熱変性が起こるよ

 

温度が高くなると髪の毛の結合が切れ、タンパク質が集まって固まる。

その結果、髪が硬くなってしまうのです。 

髪の毛がタンパク変性するとどうなる?

・髪が硬くなる

・シャンプーの際に髪内部の成分が流れ出やすくなり、さらに髪が傷む

・パーマがかかりにくくなる

・カラーで、狙い通りの色が出せなくなる

 

ショックなのは、一度タンパク変性すると元に戻らないということ。

これは、目玉焼きが生タマゴに戻らないのと同じ理屈。

 

髪のタンパク質が熱変性するのは何度から?

これは所説ありますが・・・

・髪が乾いている場合、髪の表面温度100℃程から変性する

髪が濡れていると、髪の表面温度60℃程から変性

ドライサウナの温度は80〜100℃だから髪が心配!

 

「濡れた髪」に「熱」が1番のダメージの原因

サウナは、髪を傷めやすい条件がそろっています。

健康的にサウナに入るために、できるだけ髪を保護しましょう。

タオルを巻くのも効果あり!

 

サウナハットはある程度の断熱性があるので、髪を守るのに良い

サウナハットの方がスタイリッシュでいいね

 

サウナハットは乾いた状態で被ろう!

調べる前は、「サウナハットが濡れてる方が、髪に良いのでは?」と勘違い。

髪を濡らさないように、サウナハットは水気をしぼってから被りましょう。

濡れた髪をタオルで拭くのも大事だね

でも高温・超乾燥も髪や頭皮に良くないのでは?

たしかに

いずれにしてもサウナハットを被っておけば安心だね

 

「今治タオルのサウナハット(Lサイズ)」を購入した理由

120年間、タオルづくりの聖地として、タオル産業の発展を担ってきた今治タオル。

「安心・安全・高品質」なジャパンクオリティの代表製品として、ゆるぎない地位を確立。

特にそのやわらかさと吸水性の高さは、近年さまざまな海外の展示会なでも注目を集め、世界にもその名を広げています。

 

公式サイトより転載

 

1650円という手軽な値段

自分が買った時は、1650円でした。

はじめてのサウナハットだったので、もし使わなくなってもいいように、安い物を探しました。

 

上から見た感じ、縫い目は4つある

 

タオル生地

裏側もパイル生地

 

タオル生地は手入れが簡単

サウナハットはウールやタオルなど、さまざまな生地で作られています。

 

ウールの特徴

・断熱性が高い

・吸湿性と放湿性に優れ、蒸れにくい

・撥水性がある

・洗濯機で洗えない(基本は手洗い)

・比較的高い

ウールは、本場フィンランドのサウナハットで主流の素材。

断熱性が高く、吸放湿性に優れているので、汗などの湿気を調節し蒸れにくく、髪を守れます。

 

タオル生地の特徴

・吸水性が高い

・生地が柔らかい(持ち運びやすい)

・洗濯機で洗える

・ウールほど断熱性が高くない

タオルに使われる代表的な素材は綿(コットン)で、吸水性に優れ、柔らかい肌触りが特徴

サウナ初心者におすすめ!

 

といったことを踏まえて、手軽そうなタオル生地を選びました。

 

目立ちたくない

ホームサウナのサウナハット率は1~2割。

その中で、できるだけ目立たない様にタオル生地にしました。

タオル生地なら「タオル巻いてるの?」っぽく見えるかなと。

 

サウナハットをファッションと考えている方もいますが・・・。

自分は、「いわゆるサウナハット」って感じの物には抵抗があった。

 

 

深く被れる

もしかしたら、これが一番の理由かもしれない。

サウナハットを深くかぶって、周囲の音や目に入ってくるものをシャットアウトしたかった。

静寂が好き

 

 

ホームサウナはテレビ付きだが、自分はテレビを見ない派。

しかし、目を開ければ見えるので、つい見てしまうことが多かった。

 

また、ホームサウナは10人も入ればキツキツな感じのところ。

 

サウナには、

・仲間とおしゃべりする人

・「ふーふー」「はーはー」「あつっ」とか言う人(←はよ出ろっ)

・汗をピチャピチャする人(←最悪)

など、静寂を邪魔するキャラがいます。

汗をピチャピチャする人、理解できない

 

そんなモンスターたちから、少しでも身を守りたいと思ったので、深くかぶれるLサイズにしました。

 

カーキを選んだ理由

これも、あまり目立たちたくなかったから。

「今治タオルのサウナハット」は、種類が豊富で17種類もありました。

 

 

はじめはブラックかネイビーにしようと思ったけど、「ちょっと色がキツイかな」と。

そして、これらはシャーリング加工がされていて、やや光沢感があったのもマイナス要素。

 

なので、パイル生地から目立たないカラーをチョイス。

結果、マスタードとカーキの2択になり、緑が好きなのでカーキにしました。

カーキは、サウナ室の木の色合いと調和しそう

 

「使って分かった!」サウナハットのメリット

ひとりの世界に入りやすい

サウナハット無しでは、目を閉じても電気の明かりを感じてしまう。

でも、サウナハットを深くかぶって目を閉じると、真っ暗です。

 

目を開けても、足元しか見えません。

ゆえに、テレビを見ない。

 

視覚情報をシャットアウトできるので、サウナに没入しやすくなりました。

 

耳に被せることで「音も遮断できたらいいな」と思ってましたが、これはあまり効果がなかった。

無いよりは、わずかにマシなくらい。

 

上記のメリットは、整い椅子に座ってる時にも活用できます。

 

汗が拭ける

顔に垂れてきた汗を、深く被ったサウナハットでスッと拭けます。

これはイイね!

 

今までは、腰元に置いてたタオルで拭いてた。

無駄な動作がなくなり、よりサウナに集中できるように。

 

鼻呼吸がしやすい

サウナハットを鼻の近くまで深く被ると、鼻呼吸がしやすいです。

高温サウナにおいて、このメリットは大きい。

 

似たようなサウナハットでは、深く被ると顔周りの温度が-5℃になるといわれています。

 

 

このサウナハットで、まだロウリュを試してないけど、きっと「顔のヒリヒリ感」も軽減するはず。

 

サウナの”しんどさ”が減少

ホームサウナは90℃、10~12分程で心拍数が上がり、発汗もイイ感じに。

サウナハットを被ってると、頭が熱くならず、無い時に比べてしんどくありません。

気づかぬうちに15分以上経っていることも。

 

タオル生地のサウナハットは「断熱性が低い」といわれていますが、思ってたより効果がありました。

12分経過後、サウナハットの中に手を入れ頭を触ってみましたが、あまり熱くなってなかったもの。

 

髪を守れる

髪があまり熱くならないので、髪が守られている感じがします。

この安心な感じが、非常に良い。

 

「使って分かった!」サウナハットのデメリット

荷物が増える

これは完全にデメリット。

自分はサウナマットも持参するので、タオル、サウナハットと計3つが手荷物に。

 

 

サウナに没入しすぎる

経過時間が分からなくなる

サウナに入る時間は、体調などにも左右されるため、時間はあくまで目安。

それでも、「何分くらい経ったかな」と気になるもの。

 

しかし、サウナハットを深く被っていると、時計をチラチラ見ないので、「いつ入ったのか」「何分経ったのか」等が分からなくなりがち。

 

他のお客様への配慮が欠ける可能性

あぐらをかいたり、脚を組んだりしてる場合、混んで来たら、それらをやめます。

しかし、サウナハットを深く被ると周囲が見えないので、混んできた時の対応に遅れが生じるかも。

 

水風呂の快感が減少!?

サウナハットを被ると、頭や顔がホテッった感じが減るので、水風呂の快感が減少したような気が・・・。

これは気のせいかもしれないので、経過を観察します。

 

サウナハットの使い方

濡らさないで被る

サウナハットが濡れていると、断熱性が低下する。

水は空気に比べ20倍以上、熱伝導率が良いといわれています。

 

また、前述したとおり髪を守るためにも、サウナハットは濡らさずに被った方が良い。

濡れたら水気をしぼろう!

 

タオルとして使える

今治のサウナハットは、タオルとしても使えます

今治タオルは吸収性がよい

 

「タオルを持たず、今治のサウナハットだけを持ってサウナに行く」といった口コミもありました。

 

夏場なんかは、サウナハットを冷たい水で濡らして、目や首元を冷やすのにも使えそう。

 

湯舟につかる際の頭頚部の保護

浴槽のヘリに頭や首をもたれるとき、クッション的な役割でタオルを置くことありませんか?

 

サウナハットを耳にかけて浅めに被ると、首の後ろにタオルの厚みができる。

この厚みをクッションにして、ヘリ等にもたれることができるんです。

クッション性はやや弱め

 

もし迷ってるなら買ってしまおう

「なくてもいいか」と思ってたサウナハットは、「あった方がいい」存在になりました。

まだ、数回しか使用してないけど、もはや愛着がわいています。

 

「今治タオルのサウナハット」おすすめポイント

・深く被れるのでサウナの没入感がアップ

・髪を守れる

・のぼせづらくなる

・顔の汗を拭きやすい

・鼻呼吸がしやすい

・吸水性が良く、タオルとしても使える

・目立ち過ぎないデザイン

・比較的安い

 

サウナハットを被る事の抵抗感は、1回目でほぼ克服。

今は周囲の視線は、ほとんど気になりません。

っていうか、サウナハットを深く被っているので、周りが見えません。

 

サウナハットは、サウナの快適性がアップするので、もし購入を迷っている方がいたら、一度買ってみることをオススメします。

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また、気づいたことがあれば追記します。

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