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優柔不断を直す3つのルール

優柔不断を直す3つのルール

「ハンバーグ定食にしようか」「からあげ定食にしようか」

「白い服にしようか」「黒い服にしようか」

 

日常は決断の連続です。

 

あの迷ってる時の「もやもや感」、嫌ですよね。

自分も優柔不断な方なので、わかります。

決断するのが面倒で、人任せにしちゃうコトもしばしば。

 

今回は優柔不断で悩んでいる人、

・自分の優柔不断さが嫌になる
・迷ってる時間がもったいない
・決断するスピードをアップさせたい

へ向けて放つ記事。

最後まで読むと、決断力がアップします。

 

優柔不断を直す3つのルール

①最初に決めた方にする
②迷ったらコイントスで決める
③決断のルールを決める

この3つのルールを守るだけで、決断のスピードがグッとアップします。

 

最初に決めた方にする

もし迷ったら、はじめに「ピン」ときた方を選びましょう。

どちらの選択が正しいか「明確な答えがない」場合は、「うん、これでいいな」と思った行動をとっておけば、満足する傾向にあるコトがわかっています。

 

例えば、ランチを食べるためにお店を探していて、最初に見つけた店に入るのか、それとも別の店を探すのか。

こーゆーのよくあるね

ずばり、最初に見つけた店に入っておけば、とりあえずOKです。

 

この理論の根拠は、システム科学者のハーバート・サイモン氏の意思決定論に基づくもの。

 

目的関数を最大化するのではなく、それについての達成希望水準を設定し、その水準以上の値が達成されれば目的関数の値をさらに改善するための代案を模索することはしない」という仮説を提唱した。これを満足化仮説(satisficing hypothesis)という。

ウイキペディアより

 

しかし、この意思決定論を語るのは難しいので、あきらめます。

ざっくりいこう

 

要は「完璧にいい店を探すのじゃなくて、ある程度の水準を超えていたらOK! そしたら、とりあえず満足するよ」って話です。

 

あなたにはランチのお店に求める条件(達成希望水準)が、なんとなくあるはず。

洋食なのか、和食なのか、麺類なのか・・・。

ロンドン

 

そして、初めに「この店でいいかな」と思った店は、その条件(達成希望水準)をクリアしている。

つまり、ハーバート・サイモン氏の「満足化」というプロセスを使って、十分と思われるものを選択しているのです。

それに対して、「他の店を選ぶ」というのは、結果を「最大化」しよう(もっといい店を探そう!)とする行為。

 

お店選びのように、どちらが正解かわからない場合は、「満足化」を行った人の方が、「最大化」のアプローチをした人よりも、自分の決断に満足する傾向があることが知られています。

 

失敗を避けるために「食べログ」などで情報を集めてることは大事ですが、「あとは決断するだけ」という点にやってきたら、その瞬間に決めてしまうほうがいいんですね。

 

迷ったらコイントスで決める

コイントス

どうしても判断がつかないような場合は、コイントスで決めるという方法があります。

「えー」

と思うかもしれませんが、このテクニックにはポイントがある。

それは「コイントスで選ばれた方を選択しなくてもいい」というコト。

 

コイントスをしてAと決まった際に、どうも心がざわめいて落ち着かない場合。

実は心の中では「Bにしたいと思っていたのだ」と判断して、そちらを選ぶのです。

 

コイントスは、自分の本心を引き出すために行う行為。

 

先日、フリーアナウンサーの宇賀なつみがテレビ出演し、「結婚をコイントスで決めた」と明かしました。

この放送に対し「結婚をコイントスで決めるなんて」とネットをざわつかせましたが、もしかしたら、この方法を知っていたのかもしれませんね。

 

決断のルールを決める

決断のルールを、最初から決めておくという方法です。

ルールが決まってるので、悩む必要がありません。

 

例えば、ラーメンを食べる時「しょうゆ」と「しお」で迷ったあげく、いつも「しょうゆ」にしてしまうのなら、それは最初から「しょうゆ」を選ぶというルールを設定した方がイイ。

 

他にも、本を買うかどうか迷う場合は「1000円以下の本は欲しいと思ったら買う」というルールを設定しておけば、決断の機会を減らすことができるんです。

 

「スティーブ・ジョブズは、なぜ毎日同じ服を着るのか?」

スティーブ・ジョブス

 

ご存知の方も多いと思いますが、スティーブ・ジョブズ(アップルの共同創業者)は生前、毎日、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというスタイルでした。

これも「決断の回数を減らすため」に、ルールを作った例だと思います。

 

「決断の回数を減らす」コトで、決断に消耗するエネルギーを節約できる。

「決断疲れ」という言葉があり、小さな決断を繰り返すと、いざという時の「大きな決断」の正確性が下がってしまうのです。

 

毎日同じ服を着る成功者は、アインシュタインや、マーク・ザッカーバーグ(FacebookのCEO)など、他にもたくさんいます。

 

「決断疲れ」を防ぎ、エネルギーを有効に使おう

決断をするには、エネルギーを使います。

悩めば悩むほど使います。

 

小さな決断に消耗するエネルギーを節約すれば、大きな判断の素早さ、正確さがアップして、人生が有意義になるかもしれません。

 

ちなみに、僕の決断ルールとして「迷った時はどっちでもイイ」というものがあります。

「世の中で起こるコトは、必然で、必要で、ベスト」だと思っているからです。

このルールを設定した理由を説明すると、長くなるのでまた別の機会に。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後まで読んでくれて、どうもありがとうございました。

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