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切り花を長持ちさせる3つの簡単な方法!【ためしてガッテンの裏技アリ】

切り花を長持ちさせる3つの簡単な方法!【ためしてガッテンの裏技アリ】

切り花を長持ちさせる方法は、色々あります。

でも、やることがたくさんあると、花の手入れが一気に面倒になりますよね。

「花を長持ちさせるためには、どうすればいいの?」
「花の手入れは、簡単なのがイイ」
「あれこれやるのは面倒」

という方には、以下の3つの方法がオススメです。

①水を毎日とり換える
②茎を毎日カッターで斜めにカットする
③花瓶を毎日きれいにする

この中で「ためしてガッテン」で紹介された、花を長持ちさせる方法は・・・

②の「茎を毎日カッターで斜めにカットする」です。

カッターで切るのがポイント!

上記の3つ手入れで、水を清潔に保ち、花が水を吸い上げる量を低下させないことで、花が長持ちします。

一番やってほしいのは、水を毎日取り換えること

切り花を長持ちさせる方法①「水を毎日とり換える」

切り花を長持ちさせるために一番大事なコトは、「毎日水を換えること」。

水を毎日とり換える理由は2つあります。

【理由①】花瓶の水を清潔に保つため

切り花が傷む主な原因は、「水の吸い上げ量が低下する」から。

水が汚れると、花が水を吸い上げる量が低下します。

水の汚れは、バクテリア(雑菌)が増加したサイン。水中のバクテリアが増えると、水がドロドロして、花が水を吸い上げにくくなってしまう。

さらに、水中のバクテリアが増えると、水の溶存酸素量が減ってしまいます。バクテリアも呼吸をしているからです。

すると、植物が吸収する酸素がなくなり、花が枯れやすくなってしまいます。

生き物はみんな、酸素が必要なんだね

溶存酸素と生物の関係を、ひとつ例を挙げて、説明しておきますね。

「赤潮(あかしお)」という現象をご存知ですか?

主に植物性プランクトンが海に異常に増え、海水が赤色などに染まる現象を「赤潮」と呼んでいます。

赤潮
赤潮

「赤潮」が起きると、魚がたくさん死んでしまう。

その理由は、

・プランクトンが魚のエラに触れ、エラに障害を起こして呼吸できなくなるから。
・プランクトンが大量に酸素を消費するため、海水の酸素が欠乏するから。

溶存酸素については、後の文章でも説明しています。

 

【余分な葉を取り除く】
花瓶の水につかるくらいの高さにある葉を取り除くと、水中の雑菌が繁殖するのを防ぐことができます。

【理由②】水の溶存酸素が減ってしまうから

花瓶の水の溶存酸素量を一定に保つために、水を毎日取り替えましょう。

花は、水に含まれる酸素(溶存酸素)を吸っています。なので、水を交換しないと、溶存酸素がどんどん減っていく。

人間だけでなく、全ての生物は生きるために酸素が必要です。

魚も、水の溶存酸素を吸っています。

水槽のブクブク(エアーポンプで送る空気)は、溶存酸素を増やすため。

水槽のブクブクは、魚の飼育に必ず必要
水槽のブクブクは、魚の飼育に必ず必要

水耕栽培でも、エアーポンプで、水の溶存酸素を保つコトが重要です。

有名なハイポニカの水耕栽培キット
有名なハイポニカの水耕栽培キット
ポンプで空気を送っています
ポンプで空気を送っています

花瓶の水の溶存酸素を保つために、水を毎日取り換えましょう

 

【蛇口用マイクロバブル生成器はオススメ】

マイクロバブル生成器を使うと、水の溶存酸素が増えるんです。

その水を花に与えると、花が長持ちします。

オススメは、スイジン社の蛇口用マイクロバブル生成器。

マイクロバブル(超微細気泡)水は、除菌や消臭、またマイナス帯電によりプラスの皮脂汚れを吸着して、お肌を綺麗にします。

塩素をイオン化して無害にし、金魚にもそのまま使えます。

飲んでも美味しく、ご飯も今よりずっとおいしく炊けます。

蛇口の先端に泡沫器が付いていれば、それを取り替えるだけで取り付け完了です。普通の先ふくらみ管の場合には、付属のアダプターをつけることで簡単に取り付けが可能です(管径16ミリに対応)。

Amazon 商品の説明より転載

現在、Amazonで7500円です。
リンクをはっておきますね。→蛇口用マイクロバブル生成器

切り花を長持させる方法②「カッターで茎を斜めにカット」【ためしてガッテン流】

繰り返しになりますが、切り花を長持ちさせるには、十分に水を吸い上げさせるのがポイント。

そして、茎の切り口の状態が、水の吸い上げ量を左右します。

茎を毎日カッターで切ると、水の吸い上げ量がアップするんです。

斜めにカットする理由

茎の断面積が増えて、水の吸い上げ量がアップするから。

毎日カットする理由

茎の切り口が古くなって傷むと、水の吸い上げ量がダウンするから。

花の茎の切り口は、ずっと水に浸かっているため、腐食しやすい。

水を取り換える際に、茎の根本を1~3㎝くらいカットしましょう。

切口を新鮮に保つことで、水の吸い上げが良くなります。

花の茎がヌルヌルしていたら、それも洗い流すとイイです。

カッターで切る理由

切れ味の悪いハサミだと、茎の中の導管(水を吸うためのパイプ)がつぶれてしまい、水の吸い上げ量がダウンするから。

切り花を長持ちさせる方法③「花瓶を毎日きれいにする」

花瓶を毎日きれいにする理由は、花瓶の水を清潔に保つため。

花瓶の水を清潔に保つ理由は、「花を長持ちさせる方法①」で説明しました。

花はきれいな水が好き。

水を取り換える際に、花瓶をよくすすいで洗いましょう。

切り花を長持ちさせる方法のまとめ

①水を毎日とり換える
②茎を毎日カッターで斜めにカットする
③花瓶を毎日きれいにする

以上は、優先順位の高い順に並んでいます。

慣れないうちは、一度に全部やろうとせず、「水を毎日取り換える」ことから始めましょう。

 

それでは、最後まで読んで下さり、どうもありがとうございました。

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