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ヨモギ発酵液の作り方 ~未熟な堆肥を完熟させる発酵促進剤~

ヨモギ発酵液の作り方 ~未熟な堆肥を完熟させる発酵促進剤~

公園で手に入れた、落ち葉堆肥(無料)の発酵が未熟でした。

未熟な堆肥を土に混ぜると、ガスが出たり、熱が出たり、微生物のバランスが崩れたり、いいことありません。

 

米ぬかやもみ殻を使って、未熟な堆肥を完熟させる方法がネットで紹介されていたけど・・・。

あまり時間がないので、できるだけ早く発酵をさせる、加速装置が欲しい。

 

さらに調べると、どうやら「ヨモギ発酵液」でボカシ肥料の発酵を促進できるらしい。

落ち葉たい肥にも、使えるかしら。

※ボカシ肥料とは、有機肥料(油カスや米ぬか等)に、土やモミがらを混ぜて発酵させて作る肥料。

 

ヨモギは簡単に手に入るから、作ってみよう!!

とゆーことで、「ヨモギ発酵液」の作り方をご紹介。

一般的な「ヨモギ発酵液」の作り方に、アレンジを加えておりますので、あらかじめご了承ください。

 

「ヨモギ発酵液」とは

 

ヨモギの新芽と、黒砂糖などのミネラルを取り込んだ酵素液。

この2つの材料を発酵させることにより乳酸菌が作られ、微生物が豊富になる!

ヨモギ発酵液の効果

・ボカシ肥料の発酵促進剤

・野菜の追肥

・病害虫予防

・土壌の微生物が増え、野菜がすくすく育つ

また、「ヨモギ発酵液」の中にいる植物性の微生物は炭酸ガスを吸って、酸素を出します。

この酸素によって、嫌気と好気のバランスが保たれ、発酵が促進されると思っている。

 

「ヨモギ発酵液」の作り方

用意するもの

ヨモギ(新芽)100グラム

糖蜜100グラム

水800グラム

ヨモギは新芽が良いけど、時間がなかったので、新芽じゃないとこも使います。

 

 

ヨモギは、生命力の旺盛な植物です。

その新芽には、生長ホルモンが集中している。

なので新芽には、微生物がたくさんいるんだと思う。

 

ヨモギをミンチにする

ミンチが不十分なヨモギ

水洗いはしません。

水で洗うと葉っぱの表面の微生物が、洗い流されてしまうからです。

細かくミンチにすることで、微生物が増えやすくなります。

ヨモギの汁(液体)に微生物が豊富にいるし、糖蜜と反応しやすくなるから。

 

ヨモギと同量の糖蜜を加える

糖蜜がないので、黒砂糖にしました。

さらに、黒砂糖が足りず、上白糖も使ってます。

 

糖蜜とは、サトウキビなどを搾って砂糖を精製する際に生じる副産物。

糖分以外の成分に、多くのミネラルを含有した液体。

 

ヨモギ、黒砂糖、水を密封した容器に入れる

水は、市販のミネラルウォーターなどを使いましょう。

水道水は、塩素や色々な薬品が入っており、せっかくの微生物を殺してしまうのでNG。

 

なるべく空気を抜きましょう

 

ミンチ不足を重しでおぎなう

 

ミンチが不十分だったので、ヨモギの汁が出るように重しをしました。

これで、途中ガス抜きをしながら1~2週間もすれば完成。

 

「ヨモギ発酵液」完成!?

 

自家製の「ヨモギ発酵液」

1週間経ったけど、袋はそれほど膨らまず、あまり発酵している気配が感じられない。

でも、微生物は増えているでしょう。

上手く発酵しなかった原因

・新芽じゃない部分も使った
・札幌の6月の平均気温が16.6度と低かった。
・ヨモギのミンチが不十分
・密封が不十分だった

 

もう少し時間をかけて発酵させたいけど、これを使って未熟堆肥を早く発酵させなければ。

 

 

 

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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