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「どなん(化石サンゴ)」の使い方と効果! 家庭菜園(無農薬)の土づくりや肥料に!

「どなん(化石サンゴ)」の使い方と効果! 家庭菜園(無農薬)の土づくりや肥料に!

農薬は地球を汚すし、人の健康に悪影響を及ぼす。

なので、なるべく無農薬の野菜を買うなどして、農薬を使わない農業を応援しております。

 

そんなエールを送りながらも、「いつか農薬を使わずに、野菜を育ててみたいなぁ」と思っていました。

そして、ついにチャンス到来。

「もし畑やりたいなら、うちの庭つかっていいよ」というお声がけが。

「よし、農薬や化学肥料を使わないで野菜を育ててみよう!」。

 

土づくりや肥料について色々と調べた結果、「どなん(化石サンゴ)」を使用にすることに。

ほぼ初めての家庭菜園でしたが、ちゃんと収穫できました。

 

この記事を読むと、

・「どなん」の効果、使い方

・素人が無農薬・無化学肥料で、家庭菜園に挑戦した経過(土づくりから収穫まで)

などがわかります。

 

無農薬、無化学肥料の家庭菜園に興味のある方は、読んでみてくださいませ。

 

ミネラル豊富な「どなん」(肥料)とは?

 

与那国島の化石サンゴ

「どなん」とは、与那国島から産出された、良質の天然化石サンゴを粉砕したもの。

天然化石サンゴの主成分は「炭酸カルシウム」ですが、その他に70余種類のミネラルも含まれています。

 

 

サンゴ化石の主要成分

アルカリ分 55.92%
カルシウム 55.40%
可溶性カルシウム 54.85%
マグネシウム 0.78%
可溶性マグネシウム 0.77%
く溶性マグネシウム 0.76%
ケイ酸 0.59%
ケイ酸全量 0.14%
カリウム 0.13%
0.11%
腐植酸 0.07%
ナトリウム 0.06%
窒素全量 0.014%
マンガン 0.0066%
ホウ素 0.0030%
亜鉛 0.0019%
0.0012%

PH 9.40

※農水省「肥料分析法」1987による

 

「どなん」(化石サンゴ)の効果(肥料)・使い方

 

「どなん」20Kg入り

 

北海道にお住まいで「どなん(20Kg入り)」が欲しい方は、北海道コーラルさんから買うのがオススメ。

 

「どなん」(化石サンゴ)の効果

➀土壌中の微生物の育成を促進

サンゴ特有の多種類のミネラルを豊富に含んでいるので、土壌中の微生物を育成促進し、有機物の分解を促進して肥料の効果を高めます。

➁通気性・保湿性・保肥力の増大

多孔質のため、通気性・保湿性・保肥力に優れ、土を軟らかくします。

また、バランスのとれたミネラルを含んでいるので、倒伏・冷害・病害虫に強い作物を作ります。

 

③土壌中の重金属イオン・農薬公害の軽減

化石サンゴは土壌中に沈殿された重金属イオン等の有害物を吸着する力が大きいので、鉱害地における重金属の害を除きます。

 

④酸性土壌を弱酸性および中性に

酸性土壌の塩基障害を解消したり、弱アルカリ性に改善することができます。

 

「どなん」の使い方

■鉢物・プランターの場合

使用する土の約10%程度と、良く混ぜ合せる。

土づくりの時点で、混ぜると良い。

植え替える際には、再度「どなん」を使うのがオススメ。

 

■家庭菜園・畑の場合

1坪あたり1kg程度を目安に、混ぜ合わせる。

毎年続けることにより、連作が可能。

多め使用しても、害はありません。

家庭菜園(無農薬、無化学肥料)を行う畑の紹介

 

知り合いの家の庭

家とガレージに挟まれた場所で、広さは5m×3mくらい。

日当たり不良です。

そして、今まで畑として使ったことはありません。

暖かくなると、ドクダミが生えるとのこと(前の家主が植えていたらしい)。

 

石コロだらけ

 

土は砂地のような感じで、とにかく石コロが多い。

 

さっそく畑を耕します。

土に空気を入れつつ、土を軟らかくするために、深さ30センチまで掘り起こす。

と同時に、石やゴミをできる範囲で取り除きました。

 

3時間かけて作業が終了

 

土づくりに「どなん」を使用

 

「1坪あたり1kg程度を目安に」とあったが、かなり適当にまいた「どなん」

 

その他、土づくりに使ったものは、もみ殻、米ぬか、落ち葉たい肥です。

 

もみ殻と米ぬか

もみ殻は通気性を良くするとともに、微生物の住処になる。

そして、米ぬかは微生物のエサ。

 

公園でゲットした無料の落ち葉たい肥

 

 

「どなん」、もみ殻、米ぬか、落ち葉堆肥を土に混ぜる

 

本当は黒土とか腐葉土を買って投入すべきなんでしょうが、今回は「どなん」の力を信じてこのままいきます。

土を買うのって、なんか気がひけるよね

 

トマト、ナスなどの苗を植える

 

苗を植えるときにも、「どなん」を使用すると良いと北海道コーラルさんから聞きました。

苗を植える穴を掘ったら、「どなん」をひとつかみ穴の中へ。

そこに水を入れ、苗を植えます。

 

苗を植える際はひとつかみ「どなん」を入れる

 

トマトの苗(無農薬)

 

トマトは大玉とミニトマト

 

ナスの苗(無農薬)

 

その他に、リーフレタスやハーブ類を植えました。

様子を見ながら、「どなん」や米ぬかを追加していきます。

 

野菜に与えるのはマイクロバブル水

マイクロバブル水には、植物の成長を促進させる効果があります。

農業へのマイクロ・ナノバブル利用について

 

また、水道水に含まれる塩素の害を弱める効果もあるそうです。

 

 

無農薬・無化学肥料で無事に収穫できました!

 

ミニトマト

 

なす

 

収穫できた野菜たち(無農薬、無化学肥料)

 

ミニトマトとナスは、食べきれないほど採れました。

食べた感想は・・・・。

ナスはちょっとモサッとした感じ

トマトは味がやや薄いけど、皮は固くなくて食べやすい

トマトもナスも、市販の物よりちょっと香りが強いかも

 

その他ハーブ類は育ちましたが、リーフレタスは枯れ、大玉トマトもできませんでした。

 

「どなん」があれば無農薬・無化学肥料でも野菜が育つ

 

普通に食べられる野菜は育ったけど、味はちょっと微妙。

次回は、もっと美味しい野菜が採れるように工夫したいです。

 

今回、家庭菜園をやってみて本当によかった。

畑作業は、良い運動になるし、何より野菜が獲れると嬉しい。

そして、地味に頭も使います。

老後の趣味にするには、もってこいだと思いました。

 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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