YouTube【LifeHacker ZOON’s】 配信中!!

飛行機雲が15分消えないと翌日は雨が降る⁉

飛行機雲が15分消えないと翌日は雨が降る⁉

「飛行機雲とは何か?」
「飛行機雲が消えないと、翌日に雨が降る理由は?」

といった疑問を解明していきます。

この記事を最後まで読むと、翌日に雨が降ることを予測できるようになるかも⁉

 

飛行機雲が消えないと翌日に雨が降る理由

飛行機雲とは

飛行機雲(ひこうきぐも)は、飛行機の航跡に生成される細長い線状の雲。

ジェット機などのエンジンから出る排気ガス中の水分、あるいは翼の近傍の低圧部が原因となって発生する、排煙ではなく雲である。

~ウィキペディアより~

 

飛行機雲の発生要因は2つある

①飛行機の排気ガス中の水分が作る雲

上空1万メートルの気温は、マイナス50度といわれています。

その冷気に冷やされて、ジェット機の排気ガスが雲になるというワケですね。

 

寒い冬に、息を「はぁ~」っと吐くと、息が白くなるのと同じ現象といえます。

 

②飛行機の周りの空気が作る雲

飛行機の翼の上の部分と、下の部分とでは気圧の差ができる。

低圧部で気温が下がるため、雲が発生します(雲のでき方と同じ原理)。

 

飛行機雲が消えないと雨が降る理由は?

飛行機雲が10~15分以上消えずに空にとどまっていれば、翌日雨が降る確率が高い。

その反対に、ジェット機が飛んでいるのに、飛行機雲ができない、あるいは、できてもすぐに消えるようなら、翌日は晴れる可能性が高いんです。

 

これは、先ほど説明した「飛行機の周りの空気が作る雲」が関係しています。

ジェット機が飛んでいる高度の大気の状態によって、飛行機雲のでき方が異なるのです。

 

上空の大気が乾燥している時は、飛行機雲はできにくく、できたとしてもすぐに消えてしまいます。

逆に、大気の湿度が高いときは、飛行機雲もできやすく、消えにくいのです。

 

湿度が高いということは雨が降りやすいということ。

飛行機雲が消えにくい時は、1000㎞ほど西で、低気圧が雨を降らしている場合が多いのです。

低気圧のスピードは約時速50㎞ですから、ほぼ20時間後に、その低気圧がこちらにやってくる可能が高いというわけです。

~「伊東家の食卓」裏ワザ大全集より~

空を見上げる楽しみが、ひとつ増えたぞ~。

 

最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

ライフハックカテゴリの最新記事