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月形町の名物ジャンボ焼き鳥(全長45cm)やきとりボーイ

月形町の名物ジャンボ焼き鳥(全長45cm)やきとりボーイ

月形町(北海道)で小腹がすいたら、おもいきってジャンボ焼き鳥(税込600円)を食べるのもアリ。

国産のお肉がとっても柔らかい!!

500円だったらもっと嬉しい。

炭焼きの香ばしさがイイ!!

SNS映えを意識した結果、「味がいまいち」という商品もみかけます。

しかし「やきとりボーイ」さんのジャンボ焼き鳥は、見た目だけではありません!

 

月形町の名物ジャンボ焼き鳥(全長45cm)やきとりボーイ

ジャンボ焼き鳥の理由

お肉ひとつひとつは、ジャンボではない。

焼き鳥がウリの居酒屋さんより、小ぶりかも。

なんと、長さがジャンボなんです。

お肉の数は、15個以上でした(小さかったり、くっついてたりで正確な個数はわからない)。

 

全長は45cm(くしを含む)。

お肉の長さは約30cm。

 

串には鶏もも肉のみが刺さっており、玉ねぎなどはございません。

 

ジャンボやきとりを食べた感想

ひとくち食べて「おおっ」と思ったのは、とにかくお肉が柔らかいってこと。

備長炭で、上手に焼かれてございます。

外はパリッと香ばしく、中はふっくら柔らかい。

そして、お肉が油っこく感じません。

 

味付けは塩コショウのようですが、なんともいえない旨味があるんですよね。

炭焼きの効果!? それとも隠し味!?

食べログの口コミをみると、「塩コショウが薄い」と感じる方もいるみたい。

わたしは、この時はほどよい味付けに感じました。

 

やきとり単体で食べるなら、これくらいでいいかも。

あんまり濃い味だと、量が多いので飽きそうです。

しかし、ご飯のおかずやビールのおつまみとして食べるなら、もうちょっと濃い方が好き。

 

串が長いので、後半ちょっと食べづらいです。

肉を噛んで、串の先端からはずすのが大変。

 

月形「ジャンボやきとり」が美味しい理由

国産の鳥もも肉を使用

お肉は国産です。臭みがなく、おいしいお肉でした。

お肉の品種は、企業秘密。

企業秘密の理由

「ジャンボ焼き鳥」をパクって、類似品を提供する業者が出現してるんですって。

「以前はお客様に肉の品種など教えてたんだけど、今はマネされると困るから教えしないの」とのことでした。

 

備長炭で焼いている

立派な備長炭を使用。

 

炭焼きが美味しい理由

「炭焼きが美味しい理由」のお話は長くなるので、ここではざっと説明(といっても長くなった)。

詳細は、また別の機会に。

炭火の遠赤外線はガス火の4倍

炭火は強い遠赤外線を発し、この赤外線が「うまい」を生み出す。

赤外線ってなに?

赤外線は、紫外線や可視光線などと同じ電磁波。
なので、風の影響を受けないよ。

ガスコンロの火をうちわで扇ぐと、熱は風と共に流れていきます。

しかし炭火を扇いでも熱は流れず、扇いでいる手が熱くなる。

この突き刺さるような熱さが、赤外線です。

 

赤外線の熱は、お肉の表面を素早く焼き上げて硬化させるため、肉のうま味を内部に閉じこめる。

うま味のもとになっているのは、グルタミン酸(アミノ酸の一種)です。

備長炭で食材を焼くと、グルタミン酸が2.2倍になるというデータが存在します。

 

某テレビ番組の検証結果によると、

160gの肉を焼いた場合、焼き上がりの肉の重量は

ガス火は、マイナス22.4g
炭火(紀州備長炭)は、マイナス11.7g。

調理後の食材の重量から、肉汁を外へ逃がしていないことがわかった。

 

焼きムラが起きにくい

炭火は高温で遠くから焼くことができるため、焼きムラが起きにくい。

ガスコンロは250℃で安全装置が働くが、炭火は300~600℃と高温です。

 

カラリと香ばしく焼ける

素を含むガスは水蒸気を発生させるのに対し、炭は二酸化炭素しか出さないので食材に余分な水分を与えません。

ガスは炭素と水素と酸素でできているので、焼く時に水分が発生します。

それが原因で、焼き鳥が「べちゃっ」とになってしまう。

特に備長炭は一般の木炭と比べて水分が少ないため、焼き物がカラリと香ばしく焼けます。

 

600円の理由を考えた

味は魅力的ですが、値段にあまり魅力を感じません。

600円という値段が妥当なのか、素人目線でコスパを計算したくなりました。

 

国産のお肉が15個以上

近所で焼き鳥を売っている、「日本○」さんと比較してみます。

チェーン店「日本○」のもも串。

 

「日本○」さんのもも串は、1本112円(税込)。

お肉の数は4個くらい。

国産で「ジャンボ焼き鳥」と同じくらいの大きさです。

 

ジャンボ焼き鳥は、「日本○」の焼き鳥4本分くらいのボリュームはあります。

つまり、この時点で448円以上の価値は余裕である。

 

備長炭を使用

「日本○」はガス火を使用しています。

ガスと備長炭のランニングコストを比較するのは難しい・・・。

備長炭を使う場合は、「準備の手間」や「上手に焼く技術」が必要です。

ガス火の場合は、準備いらず(初期の導入コストのみ)でバイト君でも焼くことができる。

ちなみに備長炭の値段は、オガ炭より3倍高い。

いまネットで軽く検索したら、備長炭1キロ1529円。

オガ炭は、2キロ1099円でした。

 

きっと串が高い

串がめちゃ立派です。

折ってゴミ袋に入れようとしましたが、なかなか折れません。

串にコストかかってます。

これは勝手な想像です。

 

仕込みになんらかの隠し味をつかっている!?

ググると、隠し味に○○○を使っていた噂があります。

今は、使っているかわかりませんが。

※○○○が気になる方は、おのおのググってみてください。

 

600円でいいのかも・・・

いろいろ考えた結果、ジャンボ焼き鳥の価値は・・・。

「448円以上(お肉)+備長炭(&手間&技術)+串代+仕込み代!?+旅の思い出≒600円」

となりました。

 

月形町の名物ジャンボ焼き鳥「やきとりボーイ」さんの基本データ

店名 やきとりボーイ
住所 北海道樺戸郡月形町1521
駐車場 あり
営業時間 不定
定休日 不定

営業日など、不定ですみません(詳しく聞くの忘れました)。

ネット情報によると、今は土日の昼間だけやっているみたい。

以前は、各地のイベント(オータムフェスタ等)に出店していたそうです。

国道275を走っていると、営業中は「やきとりボーイ」の看板が立っているので要チェック!。

 

月形町に寄ったらまた食べたいグルメ

はじめは値段が少し気になり、買うか迷いました。

でも実際に買って食してみると、その味とボリュームに納得(後悔はしなかった)。

月形町で小腹が空いて「しょっぱいものが食べたい」時は、立ち寄ってみるといいかも。

きっと、旅の思い出が増えることでしょう。

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